コラム

コンテスト前の日焼けはいつから?大会までの日焼けの頻度と回数を徹底解説

読者

フィジーク大会に出場予定だけど日焼けはどれぐらい前から始めたら良いの?

読者

どれぐらいの頻度で何回ぐらい日サロに行けばいいの?

こんな方に向けた記事です。

ボディビルやフィジークの大会に出場するうえで、必ず行わなければならないのが日焼け(タンニング)です。

大会出場が初めての方は、どれぐらいから日焼けをしていいのか、どれぐらいの頻度で日焼けをすればいいのかなど、わからないことだらけかと思います。

今回は、大会出場を何度も経験しており、複数の大会で優勝経験のある管理人が日焼けに必要な期間やどれぐらいの黒さまで焼けばいいのかなどを徹底解説いたします。

管理人

実際に大会に向けて日焼けしたときの肌の色の変化も写真つきでご紹介します!

日焼けに必要な期間

筆者の経験上、大会に向けた日焼けに必要な期間は2ヶ月です。

個人差はありますが、2ヶ月あれば十分コンテストに必要な黒さまで仕上げることができます。焼けにくい体質の方は余裕を見て3ヶ月ほど期間を確保してもいいかもしれません。

大会までに確実に間に合わせたいという方は、早めに日焼けをスタートしてもいいかもしれませんが、あまり早く始めすぎると黒さをキープする期間が長くなるので、その分日サロに行く回数も多くなり、日サロ代がかさんでしまいます。

日焼けに要する時間も勿体ないので、日焼けは最低限の期間で行うのがおすすめです。

日焼けの頻度と肌の色の変化

2ヶ月間の肌の色の変化

今回、筆者はフィジークコンテストに向けて、2ヶ月間かけて日サロでの日焼けを20回行いました。頻度は2~3日に1回のペースです。

屋外での日焼けは行わず、すべて日サロで日焼けを行い、かかった日サロ代は合計33,000円でした。(かなり安い日焼けサロンで行ったので、一般的な店舗だともう少しかかるかもしれません。)

慎重に焼いていったので、途中で皮がめくれたりすることもなく、順調に色をいれていくことができました。

回数ごとの肌の色の変化や、どんなマシンに何分ぐらい入ったかなどを紹介していきます。

1~5回目

1回目→5回目の色の変化

1回目から5回目の日焼けは、下地づくりの段階です。

いきなりガッツリ焼いてしまうと、皮が剥けて一からやり直しになるので、最初は一番弱いマシンで短時間から始めていきます。

筆者が日焼けを進めていく際は、まずゴールドジムに置いてある弱めのベッドタイプのマシンで下地づくりをしています。

下地ができあがるまでは、一番弱いマシンで10~20分ぐらいを目安に短時間で慎重に焼いていきましょう。

6~10回目

6回目→10回目の色の変化

下地がある程度できたので、弱めのマシンで徐々に焼いていきます。

綺麗に焼くコツは、弱めのマシンで長時間じっくり焼くことです。

もっと強いマシンにして早く黒くしたい気持ちは押さえて、弱火でじっくり焼くイメージで色を入れていきましょう。

※RED PASSIONはサンラウンジで一番弱いマシンです。

11~15回目

11回目→15回目の色の変化

徐々に黒くなってきていたので、13回目からはマシンを中ぐらいの強さのものに変更して引き続き長時間で焼いていきます。

ただし、マシンを強さを上げるときは、最初から長時間焼かずに短い時間から試していきましょう。マシンが予想以上に強かった場合、皮が剥けてまた焼き直しになってしまうので、慎重に焼いていきましょう。

焼き終わってからヒリヒリする感覚があまりなかったら、時間を延ばしていっても問題ありません。

※BLACK PASSIONはサンラウンジで二番目に強いマシンで中程度の強さになります。

16~20回目

15回目→20回目の色の変化

いつもコンテスト前の最終週は日サロマシン最強と名高い「ディアブロ」というマシンに入るのですが、最寄りの店舗のディアブロが修理中とのことで今回は使えませんでした。

ということで、最後まで中強度のマシンで長時間焼いていきます。

ここまで2~3日に1回のペースでしたが、最終週は2日連続で焼く日もありました。

最後の方になるとほぼ毎日日サロに行く選手も多いので、ラストスパートの段階では毎日行っても良いかもしれません。

大会当日(ステージでの見え方)

右から二番目の水色のサーフパンツが筆者です。

これが大会当日の写真です。

この大会はカラーリングが禁止でしたので、体に何も塗らずにステージに上がっています。

他の選手と並んでいるところを見ると、比較的黒い方かと思いますので、しっかりと日焼けができたのではないかと思います。

初出場の人は注意

上記の比較画像を見てわかるように、これぐらい黒く焼いても照明のきついステージ上では大して黒く見えないものです。

「結構日焼けしたつもりでも、ステージに上がると全然白かった」というのは、初めて大会に出場される方にありがちな失敗です。

異常なぐらい黒くしないとステージ上では肌が黒く見えません。

初めて大会に出場する方は、”やりすぎ”ぐらいの黒さになるまでしっかりと日焼けを行いましょう。

いつまで日焼けしてOK?

日焼けはコンテストの4日前までに終わらせるのがおすすめです。(日曜日が大会なら水曜日まで)

日焼け後は体が浮腫むので、大会当日に浮腫ませないためにも早めに切り上げた方が賢明です。

また、コンテスト直前まで日焼けをしてしまうと、カーボアップなどの調整中に、日焼けで浮腫んでいるのかカーボの入れすぎで浮腫んでいるのかの判断ができなくなります。

調整を失敗しないためにも、むくみのリスクがある日焼けは早めに終わらせましょう。

日焼け後のスキンケア

日焼けを進めていく中で、絶対に避けたいことは「皮がむけてしまうこと」です。

皮がむけてしまうと、せっかく黒く焼いた部分が白くなってしまい、黒くなるペースが遅くなってしまいます。

皮がむけないようにするために非常に重要なのが、肌の保湿です。

日焼けの際、日サロで焼くときは日サロ専用ジェル、屋外で焼くときはサンオイルを必ずつけましょう。

また、日焼け後も肌を保湿するために、保湿ジェルやボディクリームを必ず全身に塗るようにしましょう。

筆者がおすすめする日焼け後の保湿ジェルは、「NATURE REPUBLIC スージングアンドモイスチャー アロエベラ92%」です。

日焼けに効果的なアロエ成分が豊富に含まれており、日焼け後の肌にも沁みず、しっかり保湿してくれるので非常に優秀な商品です。価格も1000円以下とコスパも最強です。

まとめ

今回解説した日焼けに関する要点のまとめは次のとおりです。

  • 日焼けに必要な期間は2ヶ月
  • 日サロ20回ほどで大会レベルの黒さになる
  • 日サロに行く頻度は2~3日に1回
  • 弱めのマシンで長時間焼くのが綺麗に焼くコツ
  • 日焼けはコンテストの4日前まで
  • 日焼け後はしっかり保湿する

コンテストで重要なのは筋肉量やバランス、絞りなどですが、しっかりと日焼けできているかどうかも重要な要素です。

全く同じ体でも、日焼けが不十分な状態でステージに立つのと、しっかりと日焼けした黒い肌でステージに立つのとでは体の見え方が全く異なります。

減量での辛い食事制限やトレーニングの成果を最大限に発揮させるためにも、日焼けはしっかりと行うようにしましょう。