ローソンで買える低脂質高たんぱくな食品が知りたい…
低糖質じゃなくて低脂質の食品が知りたい…
こんな方に向けた記事です。
ボディメイクには食事管理が必須ですが、自炊が苦手な方はコンビニで食事を済ませる人も多いのではないでしょうか。最近のコンビニでは高たんぱく質の食品が数多くラインナップされています。
しかし、日本では「ダイエット=低糖質」の概念がいまだ根強く、ネットで検索しても低糖質の食品ばかりが取り上げられており、低脂質の食品をピックアップした記事が少ないかと思います。
今回はフィジーク優勝経験のある筆者が、ローソンで買える筋トレする方向けの”低脂質&高たんぱく質食材”を15品厳選し、ご紹介させていただきます。
高たんぱく&低脂質の食品15選
- サラダチキンやノンオイルツナ缶などのありきたりな食品は省いています。
- 当記事の内容はローソン公式ウェブサイトの情報を参考にしていますが、販売地域によって商品の名称や栄養成分が若干異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
紅鮭の塩焼き

価格:298円(税込)
熱量:143kcal
たんぱく質:26.3g
脂質:4.1g
炭水化物:0.2g
紅鮭をシンプルに塩焼きにした商品です。たんぱく質が26.3gと非常に高く、脂質が4.1gと非常に抑えられています。
同じような商品で『銀鮭の塩焼き』がありますが、こちらは脂質が高めなので、脂質を抑えたい方はこちらの紅鮭のものを選ぶようにしましょう。
縞ほっけの塩焼き

価格:298円(税込)
熱量:153kcal
たんぱく質:19.7g
脂質:7.8g
炭水化物:0.9g
高たんぱくな魚の定番であるほっけの塩焼きです。他のコンビニのほっけと比較すると脂質が若干高めですが、許容範囲かと思います。
シンプルな塩焼きのため、炭水化物が抑えられているのも嬉しいポイントです。
鶏むね焼〈岩塩〉

価格:238円(税込)
熱量:95cal
たんぱく質:16.5g
脂質:2.3g
炭水化物:2.1g
鶏むね肉を岩塩とブラックペッパーで味つけしたシンプルな商品です。
温かい状態で食べれるので、冷たいサラダチキンよりも美味しく胸肉をいただくことができます。
いか炙り焼き

価格:298円(税込)
熱量:85kcal
たんぱく質:16.0g
脂質:1.4g
炭水化物:2.0g
おつまみとしても食べれるいかの炙り焼きです。チキン系の食品に飽きたときは、この商品で代用するのがおすすめです。
イカは、鶏むね肉などに比べるとアミノ酸スコアは劣りますが、脂質が低く高たんぱく質な食材ですので、ボディメイクをされている方にはおすすめです。
砂肝焼〈ガーリック〉

価格:238円(税込)
熱量:76kcal
たんぱく質:14.1g
脂質:1.5g
炭水化物:1.6g
高たんぱく質・低脂質な鶏肉の中でも変化球的な位置づけの砂肝を使用した商品です。脂質が1.5と非常に低く優秀です。
ローソンの砂肝には塩コショウで味つけしたものと、こちらのガーリックがあるので、味付けを選べるのも高評価なポイントです。
たこぶつ

価格:397円(税込)
熱量:61kcal
たんぱく質:13.4g
脂質:0.5g
炭水化物:0.8g
茹でたタコをぶつ切りにしたシンプルな商品です。余計な味つけをしていないので脂質・炭水化物ともに非常に低く抑えられています。
たんぱく質のみを食事にプラスしたいというときにおすすめな商品です。
赤魚の煮付

価格:298円(税込)
熱量:129kcal
たんぱく質:12.6g
脂質:3.6g
炭水化物:11.8g
淡白な白身魚である赤魚の煮付けです。脂質が3.6gと低めになっています。
煮付けという甘辛い味付けなので、炭水化物が少し気になりますが、ほとんどが煮付けの汁に含まれる炭水化物なので、実際に摂取する炭水化物量としてはもっと低くなると思います。
ミミガー

価格:198円(税込)
熱量:95kcal
たんぱく質:12.5g
脂質:4.5g
炭水化物:1.1g
沖縄料理としては定番の豚の耳を使用したミミガーです。
豚ということで脂質が高いイメージですが、4.5gと意外に低く許容範囲の脂質量になっています。
鶏もも焼き〈辛味噌〉

価格:238円(税込)
熱量:100kcal
たんぱく質:11.9g
脂質:4.9g
炭水化物:2.1g
鶏もも肉をピリ辛の味噌で味つけした商品です。
鶏もも肉を使用しているということで、胸肉の商品よりは脂質が高めになっていますが、許容範囲の脂質量かと思います。
おつまみ鶏レバー煮

価格:160円(税込)
熱量:126kcal
たんぱく質:11.8g
脂質:3.0g
炭水化物:12.9g
鶏レバーを使用したおつまみテイストの商品です。脂質は3.0gと低く優秀です。
甘辛い味付けであることから炭水化物量が若干高めになっていますが、そこまで気にする量ではないかと思います。
参鶏湯

価格:328円(税込)
熱量:104kcal
たんぱく質:11.7g
脂質:2.9g
炭水化物:7.6g
鶏胸肉が入った韓国料理の参鶏湯です。
スープ料理なので、パサパサ感が気になる鶏胸肉を美味しく食べることができます。
サラダチキンスモーク

価格:150円(税込)
熱量:77kcal
たんぱく質:11.1g
脂質:2.9g
炭水化物:1.7g
食べやすいように薄くスライスされたスモークサラダチキンです。
脂質が通常のサラダチキンよりも高くなっていますが、これは皮に含まれる脂質なので、皮を取り除いて食べれば更に脂質を抑えることができます。
豚もつ煮込み

価格:248円(税込)
熱量:113kcal
たんぱく質:9.4g
脂質:5.3g
炭水化物:7.5g
味噌テイストの豚のモツ煮込みです。たんぱく質量に対して脂質が若干高めですが、許容範囲です。
ピリ辛の味付けでにんにくも効いているのでご飯がすすむ一品です。
やげん軟骨焼〈七味唐辛子〉

価格:238円(税込)
熱量:53kcal
たんぱく質:8.4g
脂質:0.8g
炭水化物:3.0g
やげん軟骨を七味唐辛子で味つけした商品です。
たんぱく質量はそこまで高くないですが、脂質が0.8gとほとんど含まれていません。カロリーも非常に低いので、間食にもおすすめな商品です。
北海道産つぶ貝

価格:298円(税込)
熱量:38kcal
たんぱく質:7.5g
脂質:0.3g
炭水化物:1.4g
大ぶりにカットされたお刺身風のつぶ貝です。
脂質・炭水化物がかなり少なく、ほとんど炭水化物だけの成分構成なので、食事にたんぱく質のみをプラスしたいというときにおすすめな商品です。
コラーゲン由来のタンパク質に注意!
「鶏白湯スープ」などの鶏系のだしを使用した食品はたんぱく質が多くなっているものが多いです。これは、スープに含まれるコラーゲンもたんぱく質としてカウントされているためです。
筋肉系YouTuberのコアラ小嵐さんがこんな動画を出してます。
コラーゲンはたんぱく質の一種ですが、コラーゲン由来のたんぱく質は筋肥大にあまり寄与されません。
たんぱく質には「アミノ酸スコア」と呼ばれるたんぱく質の”質”を表す指標があります。たんぱく質は20種類のアミノ酸で構成されており、どのアミノ酸で構成されているかというのが「アミノ酸スコア」になります。
少し専門的な話になりますが、コラーゲンを構成するアミノ酸はグリシン、プロリン、アラニンというアミノ酸が大半を占めます。グリシン、プロリンは皮膚のコラーゲンの構成・再生に関与し、アラニンはグルコース(エネルギー源)の生成に関与するものなので、コラーゲンを構成しているアミノ酸は筋肥大にあまり関与しないアミノ酸なんです。
コラーゲン自体は良い栄養素ですが、筋肥大目的でたんぱく質を摂ることを考えると、コラーゲン由来のものより、肉類や卵といったアミノ酸スコア100の食材から摂った方が賢明です。
見た目以上にたんぱく質含有量が多く表記されている食品には注意しましょう。
まとめ
ファミリーマートで買える低脂質&高たんぱく質な食品をご紹介してきましたが、低脂質&高たんぱく質な商品を探すポイントは次の通りです。
- 鶏肉、白身魚などの淡白な具材がメイン
- パスタ、そば(日本そば)系の商品
- 味つけが和風系のものやスープ類
こういった商品は低脂質&高たんぱく質なものであることが多いです。
コンビニの商品は入れ替わりが激しく、今回紹介した商品も店頭から姿を消すものもあるかと思います。
そんなときは上記のポイントを意識して食品をチェックすれば、低脂質&高たんぱく質な食品をすぐに見つけることができるかと思います。
今回の記事が皆さんのコンビニでの食事選択に少しでも参考になれば幸いです。